裏庭日記:合気道の先輩

「普通」とは
SayakaF 2024.01.26
サポートメンバー限定

2024年1月25日(木)

■ひとこと日記

合気道の先輩のなかに二十代後半のかわいい、どうやら軽度の知的障害のあるらしい子がいる。彼女は合気道を長くやっていて、すごく合気道のセンスがある。力を全く入れず、相手を痛くもせず、ふわーっと技をかける。爪や髪や肌をいつもきれいにしていて、良い匂いがする。一方の私は今、言語が不自由だし、文化的にズレた行動をしているし、体と脳のコーディネーションが下手だから合気道もド下手。フランスでは普通の範疇を出まくってしまっている。そういう立場で見ると、障害ってなんだろうと思う。尺度が間違っている場合も多そうだなと感じるし、知的障害がないとされている人の障害を感じることもある。

この記事はサポートメンバー限定です

続きは、526文字あります。

下記からメールアドレスを入力し、サポートメンバー登録することで読むことができます

登録する

すでに登録された方はこちら